インテリアにセンスがあるとか無いとかよく言われますが、陥りがちなちょっとした間違いに気がつくことで大きく改善できることもあります。
ということで、今回はよくあるインテリアの失敗例を8つピックアップし、どう改善したら良いのかを紹介します。
これらの失敗例を避け、より魅力的で快適なインテリアを目指しましょう。
センスのない部屋の落とし穴。よくあるインテリア失敗例8選
色のバランスが悪い
色のバランスが適切じゃない場合、部屋がダサく見えることがあります。
一般に言われるルールとしては、メイン色(壁や床、ラグや大きな家具など)は60%、サブ色はその半分の30%(テーブル、棚、椅子など)アクセントカラーは全体の10%(クッションカバーやアートなど)の配合が良いとされています。
更に、統一感のあるインテリアにするためには、全体で使用する色は多くても5色までと言われています。
沢山の色を使うと、綺麗に掃除されていても乱雑で落ち着かない雰囲気になってしまいます。
色のミスマッチ
インテリアの大半を占めるメインカラーにはニュートラルなホワイトやベージュ、アースカラーなどがおすすめです。
赤や黄色、青など鮮やかすぎる色をメインカラーにすると、よほど上手くコーディネイトしない限り、他のカラーとの組み合わせが難しくなります。
逆に、全て真っ白で統一などコントラストがないインテリアも、殺風景で個性がないと言われます。
バランスの良い色の配合と組み合わせを考慮しデザインすることが大事になってきます。
物がありすぎる
ものがありすぎると生活感が出てしまい、どうしてもおしゃれな空間は作れません。
人から頂いたものや、子供が作った工作、勢いで購入したもの土産品などなど、ついつい考えずに飾ってしまいがちです。
が、自分のスタイルに合わない置物や飾り物はついついインテリアをダサくしがちです。
捨てられないものはとりあえず箱に入れて見えないところに片付けて、期間を置いてまた考えましょう。(そういう箱が我が家には沢山あります笑)
ミスマッチな家具の組み合わせ
IKEAの家具(北欧)と古き良きアンティークな家具(トラディショナル)を組み合わせても不釣り合いなように、色んなスタイルをミックスしすぎるとチグハグなインテリアになりかねません。
自分の好みのインテリアを知り、そのスタイルに合わせて家具を選ぶことが大事です。
例えばミッドセンチュリーモダンが好みであればこちら。
モダンファームハウスであればこちら。
このようなムードボードを作るとビジュアル化して目標が明確になるので便利です。
自分の好みのインテリア系統を知ることで、進むべき路線が明確になります。
照明が少ない
照明は軽視されがちですが、インテリアにおいて非常に重要ポイントです。
照明は部屋の雰囲気やムードを大きく左右します。照明が少ないと、リラックスできる落ち着いた雰囲気を作り出すことができません。
さらに照明はアートを照らしたり、家具や装飾品を引き立てたり、魅力的な空間を作る役割があります。
ソファーを壁にくっつける
狭いリビングであれば部屋を広く見せようと、ソファーを壁にくっつけ真ん中のスペースを広く保とうとしがちです。
が、海外のインテリアデザイナーは口を揃えてソファは壁に触れるべきではないと言います。
オープンコンセプトであれば、ソファーを部屋の真ん中に置くことで、リビングとダイニングの空間を分けることで空気の流れができます。
狭い部屋の場合でもソファを壁から数インチでも離すことで空気が流れ、部屋がより広く感じられます。逆に家具を壁にくっつけると部屋の狭さが強調されるとも言われます。
部屋にアートがない
くつろげる落ち着いたインテリアを作るにはアートは必須です。
殺風景なただの壁にアートを飾るだけで、部屋の雰囲気に深みと暖かさを与えてくれます。
更にアートは部屋のアクセントにもなります。アートを部屋の中心に飾ることで周りのインテリアを引き立てることができます。
更にアートは、自分の好みや部屋のテーマを表現するにも有効な手段です。季節ごとにアートを変えてインテリアに季節感を出すこともできます。
ラグが小さすぎる
家具のサイズ、部屋の大きさに比べて、ラグが小さすぎると全体的なバランスが悪くなります。
よくありがちなのはリビングテーブルの下に敷くサイズのラグ。
部屋全体とのバランスが悪く、部屋が狭く見えてしまう可能性があります。
一般的なルールとしては、少なくとも部屋にある家具の前側部分がラグの上に乗るサイズが良いとされています。
まとめ
センスのない部屋によくありがちな失敗例を8つ厳選して紹介しました。
誰でも陥りがちなちょっとした間違いに気がつくことで、インテリアは大きく改善できることもあります。今回、自分なりに学んだことを自分のインテリアにも活かしてより快適な空間づくりをしていきたいと思います。
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