こんにちは。
今回はまた急に大掛かりなプロジェクトに取り掛かってしまいました。
それも計画的というよりも衝動的な思いつき行動で、、、そういう時って勢いでやっちゃうので後々後悔することも多々あります。
正直今回はそんな感じ。
イケアで15年前に購入したテレビ台
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/E8A5C326-C41A-4E73-BE1F-8724BF8CFD7A.jpeg)
アメリカに引っ越してきた時一番最初に買った家具です。
イケアってディスプレイの仕方、見せ方がすごく上手くて、自分ちもこんなオシャレになるのかもーって家具を買うんですが実際家に置いてみるとあれ?あれ?ってことよくありませんか?
私はそれをイケアマジック呼んでいて、勝手にかかってよく色々買って帰ってきちゃうんです。
そして後で、あの時は素敵に見えたのにな〜何かの錯覚だったのかーってことよくあります!笑
実はこのテレビ台もそんな感じ。
ショールームにディスプレイされてるのを見た時はすごく素敵ー!!と思って実際自分の家に置いたみたら あれれー??なんか超安っぽい。
と思いつつあっという間に15年の年月が過ぎていました。
そしてその間3回引っ越ししてかなり傷だらけ。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/FE0D7334-C55C-414C-9556-5795010387A1.jpeg)
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/B4CAB605-646C-4865-8444-292318FA1E5A.jpeg)
ペンキで塗ってあげたらまた可愛くなるかも。と思い立って即実行。
ペンキDIY アフター写真
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/DED878D5-72EB-42C9-AE5A-1C4085DE6110.jpeg)
うちの家族からは前よりすごくいいって絶賛だったんですが、自分的に何かちょっとビミョー。なんか、自分が行きたい方向じゃない方向に向かってしまった気がします。💦
悪くは全然無いんですがいつもの終わった後の感動がやや薄め…😅
気を取り直して簡単にステップで工程を説明していきますね。
IKEAのテレビ台 塗装方法
用意したもの
- 家具の下に敷くシート(ビニールでも新聞紙でも)
- ペンキローラー
- ペンキの筆
- Krud Kutter (脱脂材)
- プライマー(下地材)
- ペンキ(ベンジャミンムーア Wrought Iron)
ステップ1 家具を脱脂材で綺麗に拭く
15年も共にした家具で、結構な汚れと皮脂からの油もついているだろうとのことで、スペシャルな脱脂材を使いました。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/B063744F-A57C-4DBF-AB39-1F652AA5CBD9.jpeg)
皮脂や手垢などがついた状態の家具をペンキを塗ると、付きが悪かったり簡単に剥がれてしまう原因になります。
例えて言うと、顔を洗わないでその上に化粧をするようなもんですね〜。😅
なのでこれはとても大事な作業です!
私は他に、ビネガー、水、中性洗剤を混ぜたものをスプレーに入れて使ったりもします。
今回はこちらの強力なやつを使ってみました。日本ではシリコンオフという名前の脱脂材のクリーナーがあるようです。
ステップ2 プライマー(下地材)を塗る
次に大事なのは下地です。この手のイケアの家具はそのままペンキを塗っても絶対に綺麗にくっつかないです。なので、必ずペンキを密着させるためにプライマーを使います。
私がいつも愛用しているのはZinsser Bulls Eye123これ以外に使わないです。かなりの信頼関係にあります。笑。日本ではミッチャクロンという下地がメジャーなようですね。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/25393BF9-E977-494F-89EB-672B181CDE7B.jpeg)
ステップ3 いよいよペンキ塗り
今回は白で行くか黒でいくか迷った挙句、また白にするのー!?と家族からのブーイングにより黒でいくことに決定。
確かに家中の壁も白だしコントラストがついていいかなと思って決めました。
ペンキの色はベンジャミンムーアのWrought Ironという色で真っ黒というよりは少しダークなグレーという感じ。黒のメタルが時間が経って艶が無くなったような色です。
アクセントカラーとして人気があり、フロントドアやアクセントウォールの色として使われたりします。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/8944A69A-3594-4AFB-8CFF-31FD7295E48A.png)
この色を塗った時に、あれ、何となく思ってた感じと違うなって気がしたんですが、二度塗りしたらもう少しいい色味になるかなーと思いながらそのまま続行。
ステップ4 保護材を塗って完了
保護材には艶が出ないMatteタイプのものを使いました。
保護材にペンキを少し混ぜると良いとどこかで聞いたので、混ぜたものを2〜3度塗りして完了にしました。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/6522470E-E135-40F3-BF8A-318CBDB8B106.jpeg)
ステップ5 リメイクシートを後ろ部分に貼ります。
前回使用して余っていたリメイクシートがあったので後ろ部分に貼ってみました。ただペンキを塗るのでもいいのですがシートなどを貼ると個性が出ますよね。
このリメイクシートの良いところは、長さが足りなくて後から付け足しても全然分からないことです。
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/0AFE7FB9-73D4-4F0D-A870-7E7E54C285CD.jpeg)
こんな感じで後ちょっとのところで足りなかったのですが、足りない部分の柄が合うように補足すると自然につながります。
このリメイクシート、本棚の後ろ部分などに貼ったり、引き出しの中に貼ったりすると、とっても可愛いです。
完成系
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/F7382517-4CA7-4B00-9C35-9A6A39C502EC.jpeg)
悪くはないのですが、100%好みかって言われたらちょっとずれてる気がします。ここまで労力かけてそう思ってしまうのはやはり衝動的な行動と人の意見に惑わされた(家族からのブーイング)があった気がします。💦
![](https://interiorblog.site/wp-content/uploads/2022/01/E4C581D5-8696-46AA-A055-0B7ADD8BDA1B-e1643492225533.jpeg)
数日睨めっこしていく末を決めたいと思います。
まとめ
今回はIKEAの超古い傷だらけの家具の塗装方法を記事にしてみました。正しいステップ着実にやればどんな家具でも蘇らせることができます。何かしらの参考になれば嬉しいです。
コメント